3日目は昨日歩き疲れたのもあり、起きたら10:00を過ぎていました。
だらだらとテレビを見たり荷物を準備したり、昨日九份で購入した饅頭を味わっているとチェックアウトの12:00近くになってしまいました。
今日は何をしようか考えていると台北101というのが有名ということでそちらに行くことにしました。
ちなみに台北101を見たのは、栃木県は鬼怒川にある東武ワールドスクウェアで見た以来でした。
台北101の駅はけっこう人が多く、流れについていくといつの間にか台北101に到着していました。
ただ、こちらはブランドの店や電機メーカーのショップ、フードコートなどほぼ日本の百貨店のような風景で高いものを買う予定もない私はあまり楽しめませんでした。
スカイツリーにもまだ上ったことがないのに101をあえて上る必要もないかと思い、写真だけ撮ってすぐに台北101からは去りました。
公園を散歩し国立台湾博物馆へ
東側の台北101からまた逆の方向に行き、台北の渋谷、西門に行くことにしました。
少し遠回りして台大醫院駅から公園を通って歩いていこうと公園を散策していました。天気も良く景色はかなり良いです。
ベンチでゆっくりしたい景色ですが、灼熱の気温がそれを許しませんでした。
歩いていると公園の中に気になるおしゃれな建物を発見しました。14:00頃です。
国立台湾博物館です。台湾で最も歴史がある博物館で、日本の建築家が設計した建物だそうです。
入った瞬間エアコンがすごく効いていて寒いぐらいでした。入場料は30元とのことでかなり安いです。
中で写真を撮っていいか尋ねると、OKとのこと。その後何か言われてましたが、聞き取れませんでした。
中も洋風できれいな建物でした。
博物館の中ではいろいろなものが展示されています。
ただ、中国語あまり分からないので何が書いているのかほとんど分からず、博物館のコンセプトもあまり分かりませんでした。
日本人なので漢字は分かるため、ニュアンスは分かりますが、読むのも面倒なので見て楽しむことにします。
台湾のレプリカ鳥が展示されているのでしょうか。
白黒の写真が多く展示されていました。どの時代のどのシーンの写真でしょうか。なんとなく寂しさを感じます。
台北の民族についての展示でしょうか。
謎の雲が出現しました。
途中フラッシュをたいて写真を撮ったら何か言われたので、不好意思(ブーハオイース)と謝ります。入り口でもそれを言われていたのでしょうか。
中国語をもう少し勉強してから出直したいと思います。
さて西門へ向かいます。西門へ向かう途中で人が結構入っていたお店があったので飛び込んでいました。
次は辛くない牛肉麺を注文しましたが、あまり美味しくありませんでした…適当に入っちゃだめですね
台北の渋谷、西門をぶらぶら
さて腹ごしらえもして西門をぶらぶらします。15:30頃です。
日曜日ということもあり人でにぎわっています。確かに若者が多いような気がします。
メイン通りの他にも脇道にもお店がたくさんあり、飽きずに楽しむことができます。
ぐるっと西門を回ると飲食のお店で特に混んでいたお店が4店舗ほどありました。
檸檬苦瓜(ニンモンクーグア)のジュースお店です。レモンとゴーヤのジュースは興味深い…どんな味がするのでしょうか。
後は豆花(ドウフア)と雪花冰(シュエフアビン)のお店があり、暑いためそちらも人気で行列ができていました。
鶏を揚げたやつも混んでいました。食べたいけどお腹がいっぱいです…
最後は広場中央の店です。こちらは様々なドリンクがあり、あまりにも暑かったので注文しました。
パイナップルオレンジジュースを言えば通じました。95元くらいして高いなと思っていましたが、台北のジュースの中で一番おいしかったです。
柑橘のすっきりした味とパイナップルの爽やかな甘さが暑い台北では絶妙の味で、下の方にパイナップルが大量に入っています。最高ですね。
ただ、注文から提供までに15分くらい待ちました。混んでいたのは提供の遅さによるのか、混んでいたから遅いのか…
広場ではパフォーマーがいました。西門を歩いているとちょこちょこパフォーマンスしている人がいて、楽しむことができます。
また、お土産も西門で購入することにしました。
台北といったら凤梨酥(フェンリーパイ)、パイナップルケーキですよね。お店に売っている適当なやつでもよかったのですが、職場のおじさんが文句言うことが想像できたので、美味しいやつを買うことにしました。
ただそこまで遠くに行くのも面倒だったので、またグーグルマップで調べて近くて評判の良いお店に行くことにしました。
港記酥皇店は日本語も少しできる人がいて(ほぼ売り文句のみ)、15種類ほど試食もすることができます。ざっと食べましたが、オーソドックスなやつが一番美味しかったです。
帰国後食べると味はまあまあという感じでした。おじさんも同じような意見でした。
なんやかんやで西門をぶらぶらしてパフォーマンスを見たりしていると、時間は17:30頃になっていました。
昨日夜市に行けなかったので今日は楽しもうということで、あれを食べに饶河街夜市に向かいます。
饶河街夜市で最後の夜を楽しむ
さて最後の夜市はどこで楽しもうか考えていると胡椒饼(フージャオビン)を食べないといけないということを思い出しました。
そうなると行くのは胡椒饼が有名な饶河(ラオフー)街夜市です。
松山駅に向かいます。
途中電車の中でモップ掃除が来て容赦なく座ってる人の足元掃除し出して、みんあ当然のように足あげてて面白かったです。こちらに来ないか緊張したけどセーフでした。足上げる準備してたのに。
松山駅に到着すると電車の中にあまり人がいなくなって、人気ない夜市なのかなと焦りますが、市場に到着すると人でにぎわっています。
立派な建物が出迎えてくれます。
市場に入ると入り口でいきなり長蛇の列ができていました。胡椒饼です。
胡椒饼を忙しそうに作られています。
作れど作れど人が並んでいるので在庫が追いついていないようです。私は1つだけ購入しましたが、前のおばちゃんは10個ほど購入していました。
1個50元でした。
一口食べると胡椒のスパイシーさが舌をしびれさせます。また、肉汁が飛び出て熱過ぎてやけどします。
舌がやられるのですが、肉のジューシーさとパリモチっとした皮の相性が最高です。野菜の食感も良く、これぞ夜市というような食べたかった味です。
食べながらどんどん進んでいきます。基本的に右側一方通行なのでしょうか。まっすぐに道が続いており、その両脇に店が所狭しと並んでいます。
いろんなお店があります。例のごとく臭豆腐もありました。にぎわっています。
日本語の表記も相変わらず多かった気がします。
普通に服や靴なども販売されていました。
反対側に来たらまた饶河街観光夜市の看板がありました。
一本道なのでまたここで折り返します。
西瓜は種があるのであまり食べないですが。西瓜ジュースは種がなくあっさりしていて美味しかったです。
いろんなものを食べたかったのですが、もうお腹がいっぱいであまり食べることができませんでした。
1時間半くらい夜市を楽しんだ後、時間は22:00くらいになっていました。
さようなら台北、日本へ帰国
そろそろ1時の飛行機に間に合わせるため空港に向かう必要があります。
タクシーで台北駅に向かい、バスのチケット売り場まで行きます。
5番乗り場の1819線で桃園空港まで約1時間で到着します。
23時頃空港に到着し、チェックインを済まし1時過ぎの飛行機を待つ間少し仮眠。
帰りの飛行機は追加料金2,100円を払って一番前の席で足を広々伸ばせるようにしました。翌日出社なのでしっかりここで仮眠を取りたいと思ったためです。
寒かったですが、熟睡できてよかったです。
飛行機は無事6:00頃に到着。手続きなどしてると電車に乗れたのは7:00前でした。
家に帰りシャワーを浴びて、準備を行い無事出社できました。
あっという間の台北旅行でしたが、とても楽しかったです。足は歩き疲れて皮がめくれてしまい数日足を引きずりながら生活していました。
もう少し中国語が分かったらより台北を楽しめたと思います。現在HSK5級210点なので、もう少しレベルアップして頼みたいものを頼めるようにしたいと思います。
その日まで台湾さようなら!
持って行って良かったもの
旅行中に持って行って良かったものは「中国聯通香港 大中華 30日間 1GB 中国全省 香港 澳門 台湾 最高42Mbps 3G接続 データ通信・上網 / SIMカード」と「地球の歩き方 台北」です。
これがあったのでその都度自分がどこら辺に居るのでどこに行こうとか、グーグルマップで九份までの行き方をささっと調べたりなど非常に便利でした。
やはりスマホがあると便利ですね!
たまに通信が途切れることもありましたが、ほとんど問題なく使えました。SIMフリースマホの人は是非こちらを持って行ったほうが効率の良い旅になると思います。
地球の歩き方も持って行きましたが、こちらも自分いる場所の周辺の観光地をさっと調べられるのであってよかったです。
事前に計画せずともその場その場の台北を楽しむことができました。
また、唯一持って行かなくて失敗したのが上着でした。
日本も台湾も暑いので問題ないかと思いましたが、移動中寒いことが多々あり、こちらはすごく後悔しました。
薄手の羽織る服1枚あるだけで全然違います。
最後台北の市場で長袖の服を探していたのですが、こんな暑い時期に誰も買わないのか売っていませんでした。
現地調達もできず、帰りの飛行機も寒かったです。
なので、長袖の上着は持って行きましょう!冷え性の女性はひざ掛けも必須だと思います。
海外を旅するときは上記を持参して、よい旅にしたいと思います。