コロナの第七波うんぬんかんぬんと言ってた2022年の夏休み。
比較的長い休みが取れるチャンスということを知り1~2か月ほど前から長期旅行を計画することにした。
海外に行こうかとも考えたけど、日本政府がPCRを帰国前72時間以内に受けて陰性の結果と一緒じゃないと帰れないという残酷なルールを歴史的な円安の傾向にあるにもかかわらず撤廃しなかったので、リスクヘッジで宮古島に行くことにしました。
国内のほかの場所だと10日以上も旅行に行くともてあましそうだけど宮古島はのんびりと海岸で過ごすという目的の元ぴったりな場所だと考えました。
宮古島は小さくはないですが、そんなに大きな島でもなく10日でもステイしようものならおおよそ制覇はできると思います。
本島の西から東まで車で30分くらいでいくことができるし皆スピード出す人もおらず、渋滞もないので快適に運転ができます。
宮古島市に宿泊すれば近隣の橋でつながっている島含めどこでも30分くらいで行けると思います。
レンタカーの予約は必須で夏休みになると飛行機は取れても車が取れないということが多々あるので同じタイミングで空きを調べて予約することを強くお勧めします。
今回はいろんなビーチに行って子どもたちとシュノーケリングを楽しむことをメインにビーチを回ったので簡単な特徴をいかにまとめておきたいと思います。
本島
パイナガマビーチ
市街地にあった宿泊先近くから歩いて行ける利便性の良いビーチ。
大きなネットで囲われていてそこを泳いでいる人が多かった。
それより石の大きな階段というか段差で座ってゆったり過ごしている人のほうが多かった。
酢が常備されていたのでくらげがでるのかな?
無料駐車場あるし有料シャワーもあり。
シャワーの横に蛇口もあったのでそこで子どもをさっと洗って着替えてそのまま近くのイタリアンに歩いていきました。
市街地に沿ってビーチが奥まで広がっているので散歩するのにもいいかも。
砂山ビーチ
こちらも市街地から近めです。
無料駐車場から林の小道を進んで丘を下っていくと海が広がってきます。
けっこう歩いてしんどかった、特に帰りの登り。
ビーチに降りる前にトイレ済ますのと自販機あるので飲み物買っておいたほうがいいですね。
それほど大きなビーチではないですが、白い砂浜と透明度の高い水が岩に囲まれているとても美しいビーチです。
家族連れのシュノーケリングというよりかはカップルや若い女性がばえそうな写真を撮っていました。
岩陰が少なくパラソル2000円で借りました。
浮き輪も貸してました。
駐車場の横に100円で4分の定番有料シャワーがありそこで砂を落として着替えました。
新城海岸(あらぐすく)
宮古島の東のほうにある広いビーチで初見では絶対読めないです笑
とてつもなく広いのですが、沖に向かって進んでも遠浅で全然深くならないので小さいお子さんには向いているかもしれません。
飲み物やカレー、ハンバーグなどのご飯も売っておりパラソルも1,000円で借りれるので過ごしやすかったです。
トイレもあり100円の有料シャワーもあるので帰りも問題ありません。
駐車場も結構な台数が停められる広さでした。
地元のレストランで食事をしているときにこちらの海岸のウミガメ出現率が高いということで訪問しましが、実際に会えました!
ウミガメがいる場所には人の集団がゆっくり移動しているので見つけやすかったです。
入り口から正面に海岸を見て真ん中から左のほうにウミガメがいました。
海の透明度も高く商業化されている過ごしやすいビーチでした。
吉野海岸
宮古島のビーチの中で一番東にありお勧めしたいビーチの一つです。
直接ビーチの近くには車で行けず、丘に1,000円の駐車場がありそこからバスで数分乗って下の海岸まで送ってもらいます。
トイレと着替える場所は上にしかないので事前にそこで準備をします。
100円のシャワーもあります。
ビーチにはパラソルしかありませんので、これも事前に2,000円払っておきます。
飲み物と食べ物は準備しておく必要がありますね。
このちょっと面倒くさいが故なのか、広いビーチの割には人がそれほど多くなく岸にも魚がたくさん遊びに来ておりシュノーケリングに最適です。
透明度もかなり高くたくさんの魚に囲まれて泳ぐのが好きであればこのビーチはお勧めです!
ウミガメもいるそうですが、自分は会えませんでした。
シギラビーチ
宮古島の南にあるTHE・商業的なビーチです。
周りにはホテルやお店がたくさんあるので持ち物の心配をしたくな人やマリンアクティビティを楽しみたい人、砂をしっかりと落として帰りたい人にはぴったりのビーチです。
駐車場千円で有料パラソルもありました。
シャワーは無料で外に3か所くらい使えるところがあります。
商業的だからと言っても水はきれいだし、沖の真ん中らへんに島みたいなのが浮いており飛び込んで楽しんでいる人もいました。
インストラクターをつけてのシュノーケリングやボートの講習なども盛んにされており、人でにぎわっていました。
近くのホテルからは基本的には送迎バスもでているので、交通も問題ありません。
ビーチに入ってそのまま海に向かうのではなく、左の小道を通って奥に行くと階段から海に入れるので、そちらのほうがシュノーケリングに適していました。
シュノーケリングに少し慣れてくると面白くらいの深さ3Mくらいの所に魚もたくさんいてカラフルなサンゴも少しみれました。
ウミガメも何回か見たのでとてもお勧めのビーチです!
池間島 (本島の北)
フナスクビーチ
なんと美しいビーチなのでしょうか。
それほど大きくはないのですが、岸のほうにサンゴがたくさんありその周りを魚がすいすいと泳いでいます。
訪問したビーチの中一番水の透明度が高かったように思います。
駐車場は無料ですが10台ちょいしか停められず、シーズン中は早くいかないとすぐに満車になってしまいます。
着替える場所がないので先に泳ぐ格好で行ったほうが良いです。
パラソルもありましたが、3つくらいで誰も使っていませんでした。
少し岩陰があるのでそこに荷物は置いておけます。
シャワーは有料で使えますが、水にタンクが入っておりそれにシャワーヘッドがついているだけのものなので、ペットボトルに水を入れて持って行ってもいいかなと思いました。
来間島(本島の南)
ウミウシの楽園
知る人ぞ知る自然が作り出した贅沢な秘境のプールです。
来間島に入ってすぐ左手の入ると車が3-4台停めるところがありそこから森の中を10分ほど歩いていきます。
途中小道ではしゃがんで進まないと通れない道があり、虫が苦手な人は断念すると思います笑
オオジョロウグモやナナホシキンカメムシの集団がいて鳥肌が立ちましたが、何とかたどり着きました。
波もない穏やかなため池のようでシーズンだったのですが、人っ子一人いませんでした。
小さな魚を間近でみることができ、他では見ない大きなカニやウミヘビもいて違う楽しさがありました。
子どもはとても喜ぶと思います。
ムスヌン浜
来間島の隠れ家的プライベートビーチのようです。
日中結構長く滞在していましたが一組が覗きに来たくらいでした。
夕方になると夕日を見に3組くらいがビーチで座っていたように思います。
少し波が荒いように感じたので海の中で遊ぶというよりかはビーチでカニを探したりのんびりと過ごすのに向いています。
とても景色が良く、静かに波の音を聞きながら癒されていました。
駐車場というか行き止まりの場所に5台くらいは停めれると思います。
トイレもシャワーも何もないので、遊び終わった後に身体の砂を流すための水は必須ですね。
伊良部島(本島の西)
渡口の浜
とても景色が良く白い砂浜が遠くまで広がっています。
サンゴがなく魚もいなかったし波も荒かったのでシュノーケリングというよりは浮き輪で泳いで楽しんでいました。
サラサラの砂を裸足で走るのがとても気持ちよくて、砂で子どもといろんなものをつくって遊びました。
パラーセリングや水上バイクで浮き具の上にのって引っ張られている人もいてマリンアクティビティが結構盛んでした。
シュノーケリングに飽きたら少し違った楽しみ方ができるビーチですね。
無料の駐車場もありトイレと100円シャワーも完備されており、パラソルも借りられるので安心して過ごせます。
下地島(本島の西)
中の島海岸
たくさんのサンゴと魚がいてシュノーケリングをするには最適で、お気に入りのビーチの中の一つです。
水がとても澄んでいるように感じました。
岸のほうにもたくさん魚がいるし、ちょっと沖に行くと2-3mくらいの深さのところに魚群が泳いでいるのが見えてとてもテンションが上がりました。
白浜のビーチという感じではなく、岩場がごつごつしているところを通って海の中に入ります。
駐車場がなく皆道のわきに停めていました。
パラソルはありますが、トイレもシャワーもなくこちらも水は持って行ったほうが良いです。
ここの近くの通り池の近くに大きなパーキングとトイレがあり、砂を流す水がちょうどなくなってしまって補充できてよかったです。
17END
とてもきれいな夕日が見れる絶景スポットです。
中の島海岸から通り池を通り過ぎて下地島の端っこまで行くと17ENDの駐車場があります。
そこから10分くらい歩くとこじんまりとしたビーチがあり、そこで皆日が落ちるのを待っていました。
泳いでいる人もちらほらいました。
この美しい海に沈んでいく日を眺めながら過ごす贅沢な時間と感動的な景色は最高でした。
空港が近いので時間が合えば間近で飛行機の離着陸を観察できます。
シュノーケリングを楽しむという観点で上記の中で3ビーチお勧めするとしたら、シギラビーチ、フナスクビーチ、中の島海岸ですね。
利便性は置いといて、水のきれいさと魚の多さ、家族で楽しめるという点を考慮してです。
有ったらいい持ち物
ついでにこれあってよかったな、あったらよかったなというものを備忘録で載せておきます。
浮き輪 遊ぶためだけでなく少し沖に行くときに便利です。ライフジャケット着ていれば問題ないと思います。
ラッシュガード+手袋 夏はこれがないと全身日焼けではなくやけどします。手だけ黒くなるのを防ぎたければ手袋もあったほうがよいですね。
マリンシューズ 石やサンゴの死がいなど結構鋭いものが多いので裸足は危険です。
水中スコープ 子どもが3歳でシュノーケリングは少し難しかったようで、上からのぞいて水中がきれいに見えるこのスコープを途中で買ってとても役立ちました。
身体を洗う水 シャワーがないところが多いので2Lのペットボトル3-4本くらいあると家族4人が海水と砂を落とすのに十分でした。
水中カメラ Iphoneを水中バックに入れてたのですが、やはり若干水が入ることもあったのでちゃんとした水中カメラを用意するべきでした。
旅行にかかった料金
せっかくなので最後に旅行にかかった費用も参考までに載せておきたいと思います。
宿泊場所や何を食べるかにもよるのですが、宿泊費は節約したと思います。
食事は外食がメインでした。
あとはせっかくの旅行なので必要なもの、サービスは惜しまず利用しました。
基本的には海で遊んでいるだけでしたので、ビーチ関係の費用以外はそんなにかかってないと思います。
飛行機(4人分往復)26万円
宿泊費 25万円
レンタカー代金 8万円
パラソルと駐車場料金 1万円
食費 15万円
交通費 2万円
お土産 1万円
雑費 2万円
海水浴の道具 2万円
ざっと82万円くらいでした!!
思い返すと結構高いですが、夏休みのハイシーズンに家族4人で10日ほど旅行したらこんなもんかなとも思います。
クレジットカードの引き落としで後々ダメージを受けると思います・・・
宮古島の旅のビーチ選びのご参考までに~♪