少しずつ肌寒くなってきたこの季節、少しずつ葉っぱに色が付き始めて紅葉を楽しめる時期になってきました。
東京のコロナも毎日30人を切る日が多くなってきて、凛の誕生日も近いということもあり二人で有給の日を合わせて旅行に行くことにしました。
金曜日に出発して土曜日に帰ってくるプランです。
今回は紅葉ということで秩父にレンタカーで行くことにしました。
朝ははちみつちゃんとめーぷるくんは保育園に預けて夕方からは凛の両親にまかせることにしました。
子どもたちを保育園に送ってから準備を進めていると結局出発は11時前になってしまいました。
とりあえず秩父に向かって出発します。
都内の自宅から長瀞町(ながとろまち)まで90kmほどあり1時間半ほどでつく予定だったのですが、その金曜日は道が混んでいて休憩なしで運転したにもかかわらず2時間くらいかかりました。
関越自動車道に入る前の下道がげき混みで全然進みませんでした。
ちょっと出発が遅かったからかな・・・?
秩父の長瀞町に到着した時にはすでに1時を回っていました。
駐車場に車を止めるのですが、前と右手両方の駐車場からおっちゃんが同時に手招きしているのでどちらに行ったらいいのか一瞬混乱しました。
後でわかったのですが、ライバル同士が近くにいて両者ともが客を引き寄せるのに必死だったようです。
でもどちらも1日200円で格安でした笑
ちなみになぜ長瀞町かというとここで荒川ライン下りと月の石もみじ公園での紅葉を楽しむためです。
といいつつもまずは腹ごしらえだということで秩父で有名と言われている味噌豚丼を食べることにしました。
(ごめんんさい、有名って知らなかった!)
適当に歩いているといたるところで味噌豚丼を推していたのですが、金曜日の一時を過ぎていても並んでいた「有隣」というお店で待って食べることにしました。
前に3組ほど並んでいたので名前を書いて待っていると、ものの5分くらいで本日の営業は終了しましたとの看板が出されました。
ぎりぎり滑り込めたようです。
20分くらい待ったらお店に入ることができました。
入るとすぐに券売機があり、味噌豚丼の小(800円)、中(1000円)、大(1200円)で茂吉は迷うことなく大を選んで、凜は小を選びました。
お肉の枚数がそれぞれ2,3、4枚と異なっているようです。
しばらく待っていると番号を呼ばれてセルフで取りに行きます。
見事にお肉がお椀からはみ出しています。
正直言うても豚丼だろうなというのであまり期待はしていなかったのですが、食べてみるとまず肉の柔らかさにびっくりしました!
そしてたれとお肉の相性が抜群です。
4枚のお肉をペロッとあっという間に完食してしまいました。
さてさて、腹ごしらえを終えたのちは一つの今回の旅のやりたいことでもあった荒川ライン下りに向かいます。
この有隣の近くに大きめの川下りを受付している店舗があったのでそこで申し込もうと思ったのですが、人気のようようで既に夕方まで予約が入っており不可とのことでした。
もう一店舗駐車場から歩いてくるときに発見した店舗に向かいます。
ここですね。
ここはまだ空きがあったのでラッキーでした。
先にバスに乗って川を下るAコースと川を下ってからバスで戻ってくるBコースがあるようで、その時はAコースだけを募集していたのでそれに申し込みました。
人数が15人くらいですかね、ある程度集まったので皆バスに乗って出発します。
ものの5分くらいで到着。
バスから降りておっちゃんにチケットを渡して手を消毒して舟に乗り込んでライフジャケットをスムーズに着用します。
今日は平日ということもあり船頭さんがゆっくりと舟をこいでくれたのと波も穏やかだったので舟がゆっくりすすんで満喫できました。20分弱くらい?
波が激しいスリルを楽しみたい人には少し物足りないかもしれません。
途中大きな岩壁やきれいな景色を楽しむことができました。
何よりおっちゃんの話が面白かったです。
岸に到着すると川と岩壁の背景でいい写真がとれるのでそこでしばらく凜がポーズを決めて茂吉が写真と取らされます。
一通り凜が満足したのちに次に紅葉を見に公園へと向かいます。
一回駐車場に戻って車で公園に向かおうと思いましたが、追加で駐車場のお金を500円ほど必要なことが分かったのと公園まで徒歩で10分ちょっとということが分かったので歩いて向かうことにしました。
駐車場まで少し戻ってしまったのですが、途中でお土産さんなんかがあり楽しむことができました。
試食も多いですね!
到着したのは4時過ぎくらいでした。
秋になると暗くなるのが早いのでまだ少し早い時間でしたが、紅葉が少し明るい中でもスポットライトで照らされておりきれいでした。
入場料は一人200円で、PayPayも使えました。
11月12日でしたが、まだ緑のものや黄色がかっているものが多く、真っ赤な木もありましたが、少なかったので皆の写真スポットとなっていました。
ただ、やはりライトアップされてると綺麗に見えます。
確か学生さんの作品だったと思いますが、竹をいろんな形や模様にくり抜いて中から光を灯すアートもすごく綺麗でした。
結局小一時間ほど過ごして満足してまた歩いて駐車場まで戻ります。
帰り結構面倒臭いからやっぱり車できたら良かった。
今回泊まる旅館は赤谷温泉の「小鹿荘」です。
月の石もみじ公園から南西に向かいおよそ車で30分ほどの場所にあります。
ネットの写真で見たときに外観がこじんまりしていて雰囲気が良さそうだったのでここにしました。
18時過ぎに到着して写真を撮ったのがこれです。きれいですよね。
従業員の方がわざわざ駐車場まで迎えに来てくれておもてなしがすごいなと思いました。
到着したのが少し遅かったのでお風呂に入る前に先にご飯をいただきます。
カッコいい鎧がお出迎えしてくれます。
部屋もこんな感じで広くてきれいなです。
食事は大きな部屋に移動したのですが我々含めて2組しかなかったのでとても静かでした。
食事する場所には炉端がありイワナの串焼きやお餅を焼いてくれます。
また、きこり鍋をその場で温めてくれてます。
食前酒の梨酒がほんのり甘いいい香りで陶板焼き牛肉が程よい脂ののりでこれまたすごく美味しく印象的でした。
まぁとにかく量が多くて味も量も大変満足でした。
女性は相当腹減ってないと全部食べられないのではないでしょうか。
凛はぺろっといってました笑
旅館に泊まれる人数がそれほど多くないからか温泉に入ったときには自分1人しかいなくて貸し切り状態でした。
露天風呂も楽しめます。
自分はいつも露天風呂に入っているときに熊に襲われたらどうしようと思ってゆっくり楽しんじゃないので中のお風呂を楽しみます。
お腹もいっぱいになってお風呂も入るとだんだん眠くなってきます。
少し凛とテレビを見ながら晩酌した後、布団の中で気持ちよく眠りに落ちます。