最終更新日:2016年12月14日

11月30日に10ヶ月の娘であるハチミツちゃんが腸重積という病気にかかってしまいました。

腸と腸が重なり合ってしまい、放置しておくと腸閉塞を引き起こして生命に危険が及ぶ病気です。

病気になってから24時間以内にバリウムなどで高圧浣腸することでもとに戻る場合もありますが、24時間以上経過すると危険なため手術が必要となってしまいます。

とにかく早期発見して、急いで治療をしないといけない病気なのです。

再発の恐れもあるという病気なので、今後のためにハチミツちゃんの腸重積発症から発見、治療までの流れを備忘録として残しておきたいと思います。

 

 

 

夜中、寝たり起きたりを頻繁に繰り返す


午前3時過ぎ、ハチミツちゃんが起きて泣き出します。

ただくずっているだけかなと思い、あやして寝かせるようにしていたのですが、なかなか泣き止まず寝ません。

お腹が減ってるのかと思いミルクを与えてみますが、飲もうとしません。

1時間経過しても寝ず、心配になり夫を起こします。

ハチミツちゃんは5分~15分くらいの間隔で寝たり起きたりを繰り返します。

起きる時も座った状況で前屈みになりうなだれては眠いのでねるのですが、またパッと座りこんでうなだれるの繰り返しです。

10ヶ月のハチミツちゃんは言葉も話せず、気持ちが悪いのかどこか痛いのかもなかなかわかりません。

結局2時間くらい起きたり寝たりを繰り返していました。

 

 

 

嘔吐により救急車を呼ぶ


午前5時半頃、ようやく眠りにつきそうかなと思った途端、ハチミツちゃんが嘔吐しました。

3回ほと連続で吐いてしまい、これはさすがに異常かなと思ったので、救急車を呼ぶことにしました。

119に電話をしてから10分弱くらいで救急車が到着します。

救急病院を探している間、ハチミツちゃんは少し落ち着いたのか静かに遠くを見ているようでした。

救急車で15分ほどかけて病院に向かっている間、またハチミツちゃんが嘔吐します。

病院に到着してからも1回吐いてしまいました。

熱はそれほど高くはなく、ほぼ平熱でした。

医者に診察してもらうと、「胃腸炎」だと言われました。

ちょうどその時期東京の東の方から西の方へ胃腸炎が流行っているということでした。

とりあえず座薬を処方してもらい、明日の朝かかりつけの病院に行って下さいと言われたので、病院をあとにします。

家に到着したのは午前7時半過ぎでした。

 

 

 

座薬を注入すると血便が!


ハチミツちゃんの薬も貰ってとりあえず安心していた午前8時頃。

茂吉も安心して会社へ向かいました。

もらった座薬をハチミツちゃんのお尻に押し込んで5分~10分ほど経過した時に、血便がでてしまいました!

実は、事前になんとなく症状をGoogleで入力して調べていると「胃腸炎」というキーワードよりかは「腸重積」というキーワードの方が多く出てきていました。

ただ、腸重積の症状である血便が出ていなかったことと医者の診断結果に安心して普通の胃腸炎だと思っていました。

しかし、ここで血便が出たということでまた腸重積ではないかと考えました。

というより血便自体がかなり深刻な病気であることは間違いないので、またとんぼ返りでタクシーに乗り病院に向かいます。

腸重積は前述の通り24時間以内に治療しないと腸閉塞を引き起こして危険なので、とても焦っていました。

 

 

 

高圧浣腸で治療、入院


9時半頃また病院に舞い戻ってきました。

診察待ちで熱を測ると37.5度と微熱になっていました。

10時頃検査をしてもらうとやはり腸重積のようです。

お医者さん曰く、胃腸炎から腸重積を引き起こしたそうです。

そして、すぐに入院することが決まりました。

いつもはママに甘えん坊で私から離れられないハチミツちゃんが一人で検査をして点滴を受けています。

治療室には入れなかったので、ハチミツちゃんはママの顔も見ることができず、ベットに縛られているようで泣き声だけが響いてきます。

恐がっているだろうなと思いながらとても長い1秒1秒を祈るように待ち続けました。

治療は造影剤(バリウム)を注入して圧力をかけることで、重なった腸を元に戻す治療となります。

1時間くらい経過したところで、無事に腸が元に戻ったとお医者さんから言われました。

よかった!

2回目まで圧力を加えても腸が戻らず、次がダメだったら大学病院に連絡するという3回目、無事に成功したようです。

手術は免れたということでひとまず安心しました。

 

 

 

安定してきた3日後退院


さて、腸はとりあえず元に戻りましたが、この病気は再発があるということでしばらくは入院して様子を見ます。

入院の準備を全く何もしておらず、私も病院に泊まる必要があるので、茂吉に早めに退社してもらい、ハチミツちゃんのおむつや着替え、絵本と私の宿泊するセットを持ってきてもらいました。

治療した当日1日目、ハチミツちゃんは何も飲んだり食べたりしてはいけません。

お腹の減って、のどが渇いてとてもかわいそうなハチミツちゃんですが、何とか1日乗り越えることができました。

2日目からは水やミルクを飲んでいいと先生から言われました。

水をごくごく、ミルクももりもり平らげるハチミツちゃんを見ているとだいぶ体調は回復してきたのかなと思いました。

ただ、下痢はずっと続いています。

ミルクもたっぷり飲めて体力も回復してきたからなのか、夜はいびきをかいてぐっすり寝ていました。

3日目はご飯もしっかり食べることができたので、先生から退院の許可をもらいました。

4~5日入院するかもしれないと言われていましたが、早めに退院出来てよかったです。

 

 

 

再発か!?夜中にぐずるハチミツちゃん


しばらくは下痢が続いている状況ですが、体調はだんだんと回復しているようです。

とある日、また夜中にハチミツちゃんが前かがみに座り、少しだけ寝たり起きたりを繰り返す日がありました。

腸重積は再発するということなので、またか!?と思いましたが、しばらくすると静かに寝始めました。

朝まで起きることなくぐっすり寝ました。

お腹が減ったり気分が悪くてぐずって起きているのか、病気や痛みで起きているのかなかなか見分けるのが難しいと改めて思いました。

赤ちゃんは喋ることができないので、日ごろから常に体調をしっかり管理し、調子が悪い時はママがどこが悪いか見極めれるようにする必要があります。

2週間ほど下痢が続いている状況ですが、早く万全になることを祈るばかりです。

 

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