アマゾンダッシュボタン(Amazon Dash Button)が遂に日本に上陸しました。

わざわざパソコンやスマホを立ち上げ、サイトにログインして購入手続きをする必要がなくなり、設置したボタンを押すだけで商品が手元に届くという優れものです。

昨年2015年にアメリカでスタートしたサービスですが、遂に日本でも2016年12月よりスタートし、ワンプッシュで商品を注文できるようになりました。

私も発売当日に早速注文して、設定してみました。

ITに疎くてアマゾンダッシュボタンについても知らない妻のために、夜な夜な勝手に家に設置してボタンを押すのか押さないのか試してみることにしました。

このような便利なサービスに対して、どのような反応を見せるのか調査してみたいと思います。

 

 

 

Amazon Dash Buttonを注文、設定


まず、Amazon Dash Buttonを購入するためにはプライム会員である必要があります。

日用品や食品など売れ筋商品のボタンが本日時点で42ボタン用意されており、1ボタン500円で発売されています。

もちろんAmazonで購入します。

初回商品注文時に500円割引されるので、ボタンは実質0円です。

ボタンが手元に届いたら、ワンプッシュで注文する商品の選択とWifiの設定を行います。

ボタンのサイズ感はミンティアと比較するとこのようなイメージです。

このような箱に入っています。

取り出すとこんな感じです。

右側の黒色の説明書にもわかりやすく書かれており、アプリをダウンロードした後画面にしたがって進めていけば、3分くらいでボタンを設定できます。

左側の白色の説明書には使用上の注意などの詳細が記載されています。

 

 

 

買ったボタン3つを実際に設置してみる


今回購入したのは、衣料用洗剤(アタック)と食器用洗剤(キュキュット)、トイレットペーパー(エリエール)の3ボタンです。

いつも洗剤なんかはその都度スーパーやドラッグストアで一番安いものを買うので、決まった商品をリピートすることはあまりないですが、このボタンを設置するとその商品を買わないといけないという縛りが発生します。

ワンプッシュという便利さを得る代わりに、商品を選択するという楽しみが奪われるボタンです。

今後しばらくこのボタンを設置して、どちらのメリットが勝つのかも検証したいと思います。

ワンプッシュの便利さが勝てばそのままボタンを設置し、家の中にアマゾンダッシュボタンがどんどん増えていくことでしょうし、商品を選ぶ楽しさが勝てば結局お店で買うことになるのでボタンは使わなくなるでしょう。

さて、凜が寝ている間にボタンをそれぞれ洗濯機、台所、トイレに設置します。

トイレにはエリエール。

台所にはキュキュット。

洗面所にはアタックです。

こんな感じでトイレの壁や洗濯機、台所の側面にペタッとくっつけます。

ここで、アマゾンダッシュボタンの最大の欠点が発覚します。

粘着力がすごく弱い!

壁につけようとしても剥がれ落ちてしまいます。

夜中にこっそりホダンを設置している中で、ガタゴトッとボタンが落下する音が発生し、家族が起きてしまうのではないかとヒヤヒヤしていました。

ココは改善の余地ありですね。

ということで結局平起きにしました。

ビジュアル的には少し微妙ですが、ボタンを押せるので十分でしょう。

 

 

 

朝ボタンを押せば夕方商品が届いた!


次の日の朝、凛とハチミツちゃんが寝ているのを横目に出社しました。

お昼にスマホのメールをチェックすると、早速アタックとエリエールの注文が入っています!

しかも朝9:00頃にメールが入っていたので、起きてすぐに押したのでしょう。

キュキュットが押されてないのは気になるところではありますが…

やはりそこにボタンがあったら押したくなるというのが人間の性質なのでしょうか。

ちなみに何回も押したそうですが、初期設定で一度ボタンを押して注文した商品が届くまでは、再度ボタン押しても購入されない仕組みになっています。

夜8時頃に家に到着すると、すでにアタックとエリエールが家に届いていました。

夕方頃に到着したようです。

ボタンをAmazon当日お急ぎ便に設定しておくと商品がより早く届いて便利ですね。

朝起きてトイレしたり、洗濯や朝ごはんの食器洗いなどの家事している時に切れそうなものがあれば、ボタンを押すだけで夕方には商品が届きます。

地域によってはもっと早く届いたり、もっと時間がかかる場所もあるでしょうが、我が家(都内)では半日くらいで届くようです。

ちなみに凜はアタックとエリエールのボタン押しても何も起こらなかったので、キュキュットのボタンは押さなかったようです。

ボタンは正常に押されるとこのような白い光が点滅した後、

緑色のランプが点きます。

 

 

 

日用品の価格は少し高め?


今回はアタックとエリエールを購入しましたが、それぞれの購入金額はアタック1,066円、エリエール524円でした。

近くのスーパーやドラッグストアでアタックを同じ量購入すると100円くらい安く、エリエールも50円~100円くらい安く売られている印象です。

その数百円の価格と買い物に行く労力+商品を選ぶ時間+持ち運びの労力とを比較して安いと思えばアマゾンダッシュボタンは買いです。

逆に、毎度違う商品を使いたい人、商品選びの楽しさを享受したい人や毎日買い物に行くので洗剤やトイレットロールもついでに買った方が楽という人には使い勝手がわからないボタンです。

私は洗剤やトイレットペーパーにあまりこだわりがある方ではないので、数百円差であれば許容できるかなと思いました。

その分楽であれば十分価値があります。

ただ、当日お急ぎ便などは家に誰か居たり宅配ボックスがあればよいですが、そういう環境がなければボタン押しても不在票がポストに入っているだけで再配達になってしまい、それはそれで面倒です。

また、都内であればコンビニも数百メートルごとにあり、トイレットペーパーや洗剤はすぐ買えます。

田舎の方が使い勝手が良さそうでしょうか。

今後、このボタンでAmazon Prime Nowができれば、1時間配送(注文から1時間以内に配送)や2時間便(2時間ごとの配送枠を指定)と組み合わせて、とんでもなく便利なサービスができそうです。

 

 

このワンプッシュというのはワンクリック以上に買い物が簡単にできるようです。

買い物をしているという感覚すら感じにくく、商品を補給しているようなイメージでお金を使っている感覚もあまりありません。

今回はただボタンがあったから押したという妻ですが、その手軽さから、もし商品が切れてそうなのが分かったら押してしまうかもしれないということでした。

このように一度ボタンを設置して買い物が簡単にできるようなシステムを導入したら、多少価格が高くても使ってしまうのかもしれません。

次回商品がなくなりそうな時にどのような行動を取るかは凜に任せたいと思います。

 

 

 

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