普段は忙しく仕事をしているのだけれども、最近プロジェクトが落ち着いてきて家に帰るのも少し早い。
7時か8時には帰宅して家でご飯を食べることができる健康的な生活ができている。
娘と息子と遊ぶ時間もあり、二人の笑顔が見れるだけで本当に幸せに感じる。
忙しかったのもあり、ゲームにはまっていたのが一気に遠ざかってしまった。
プロジェクトが混む前は四か月間で400時間くらいはゲームしたかな?
サラリーマンらしからぬ生活を送って2時とか3時とかに寝ては8時頃か過ぎに起きてだらだら出社するということを一瞬だけれども習慣づけてしまった。
ゲーム脳恐るべし。
最近は夏休みの食生活のだらけもあってわがままボディが爆発しそうになっているのと、ゲームから遠ざかって時間ができたので、ちょっと体づくりをしようと考えていて、早起きするようになりました。
早起きのコツ第一位は早く寝ることに尽きる!
しかも早く寝るのと遅く寝るのとで同じ時間寝ていても質が全然違う。
もう一つの発見はうまく水分摂取をコントロールすれば、もう少し起きるのを上手く今度ロールできるのではないかっと考えたことである。
起きたい時間にちょうどトイレ行きたくなるような水分とればぱっと起きれるのよ。
だって夜中の3時の超眠たいときに起きてもトイレはいくでしょう。
もう少し、ここは研究しよう。
夜11時には寝たいと考えているのだけれども、最近ふとすきま時間につい音楽を聴いてしまった。
もっぱら英語の勉強のためと音楽に没入しないために洋楽を聞いていたけど、ミスターチルドレンを流してしまった。
音楽はどうもこうして当時の感情をフラッシュバックさせるのだろうか。
静かな夜に昔の曲を聴いているとその当時のことが頭の奥から湧き上がってくる。
AmazonのUnlimitedで聴いていたのだが、丁寧に「知ってた?このアルバムのリリース日は2007年3月14日です。」とかタメ語と敬語を混ぜて言ってくる。
そう「Home」のアルバムです。
Another Storyとか記憶をよみがえらせるのにはもってこいのリズムと歌詞だよね。
2007年はまだ高校生で当時高校のヒエラルキーの低い位置でも高い位置でもない中途半端なところにいた僕は普通よりちょい上の高校生活を目指して日々頑張っていた。
部活は2年生からちょくちょく試合にも出してもらってたし、勉強も進学校の中で300人くらいいたと思うけどその中で50~150位くらいのところをいったりきたりしていたかな。
普通よりちょい上に食らいついていた感じ。
高校一年生の時に一個上の先輩から告白されて、人生で初めて彼女ができた。
当時は毎日興奮冷めやらぬ毎日で、彼女と遊ぶのがものすごい楽しかった。
でも半年もたたずに四か月くらいで別れてしまった。
気持ちは変わらず大好きだったのだけれども、自分から別れてほしいと伝えました。
これは本当に自分の悪いところであると思うんだけども、自分の主観ではなく、客観的な評価がすごく気になってしまう性格というか生き方というか自分の嫌いな部分だけど変えられなかった部分である。
彼女は先輩たちの中であまり評判がよくなかった。
「なんであの子と付き合ってるの?」とか「お前彼女できんの初めてだっけ?じゃあいいんじゃない」とか「おれは付き合えないわ」とかけっこう言われたことって覚えてるもんだね。
僕はかわいいと思っていたし、自分のことを本当に好いてくれていたのがわかっていたから本当に好きだったけど、当時は周りからそのように言われてプライドが傷つけられ、だんだん耐えられなくなってしまった。
本当に彼女には「あまり価値がないのかも」と思うようになってしまった。
そこから僕は人生でその女の子と付き合ったら、どれだけ自分の価値を上げれるかという客観的な視点をすごく重視するようになった。
というか元々そういう嫌な性格だったのだと思う。今考えると、当時もですけど最低ですね。
今思い出すと別れる時もあまり悲しんだ記憶がないし、惚れたら負けという言葉なんかも利用して、最後は冷たく別れたのかもしれない。あまり覚えてない。
一つだけ覚えているのは、あんなに仲良くしていたのに廊下ですれ違ったときに、(向こうのほうが気まずいからに決まってるが)無視されたのになんかちょっと傷ついてしまった。
自分のものが自分のものじゃなくなったような感じ。
でもそのくらい。
そして月日は流れて高校2年生になった。
文系理系のクラスが分かれ、新しいクラスメートとの新学期が始まる。
うちのクラスは女性が多かったのと、可愛い子が多かったのですごくテンションが上がってた気がする。
特に学校で1,2位を争う人気のマドンナと一緒のクラスになり、楽しかった。
一年生の時は彼氏がいたけど2年の時は分かれていたと思う。
当時男子の話題はクラスで誰が一番かわいいと思うというような誰もが盛り上がる話題で盛り上がっていたのだが、もちろんその子は一番人気。
僕は性格がひねくれていたので、あえて内心3,4番目くらいに可愛いと思っているこの名前を上げて、俺はお前らとは違うぜという意味わからんアピールを男たちにしていた。
かっこつけてあまり女のことも積極的にしゃべらず、興味ないふりをしていた。興味しかなかったけど。
男どもの笑いを取るのは好きだったから、ふざけてばかやってそれなりに楽しい学校生活を送っていた。
そんなある日、とんでもない噂を耳にした。
「どうやらマドンナが僕に少し気があるらしい。」
変なかっこつけだった僕は自分で告白するということがかっこ悪いと思っていた。
中学生の時も上履きに入っていたラブレターが友達に見つかり、「なにこれ。いたずらじゃないの?」と内容見ずにトイレの水に流した。
本当にいたずらだったかもしれないけど。
なぜかというと(書いててもモテ自慢じゃねとか自分で思ってきたので)、主観的にもわかるくらい自分はかっこよくない。
それは置いといて、本当に変な性格のひねくれた間違ったかっこつけマンだった。
そんな僕は嘘か本当かわからない「マドンナがちょっと僕を好きかも」を本当に信じられずに、特に気にせず過ごしていた。
ただ、だんだん確信に変わってきたのが、取り巻きの女子たちといつのまにかよく話すようになっていた。
そんで一人の女の子から確信的な情報を得ることができた。
「マドンナは僕からの告白を待っているよ」だって。
僕は神の存在を信じるようになった。
困っている人がいたら助けるようにお母さんに言われたのを実行して徳を積んできたのが一気に清算されたのではないかと考えた。
はたまた大地震の前触れを予感したりした。