少しねこっ毛の私は美容院で髪をカットしてもらう際に縮毛矯正をあてて、さらさらヘアーにしてもらっています。
かれこれ10年は当てつづけているので、様々な美容師さんに担当してもらいました。
縮毛矯正で怖いのはアイロンですよね。
160度~180度くらいの高温のコテで髪の毛を伸ばされるのですが、縮毛矯正をしたことがある人なら、一度は「熱っ」という経験をされたことがあるのではないでしょうか。
何回も熱いを経験して、熱くなる理由もだんだん分かってきたので、最近では熱いのを避けるために美容師さんに以下のようなことを伝えるようにしています。
ベテランであれば当然のことでしょうが、新人の方は疎かになっている人も多いです。
そんな熱いを避けるための4つの注意点を記したいと思います。
ドライヤーで髪をしっかり乾かす
これがまず一番言いたいことでこれさえ守って頂ければ、アイロンで熱い思いをさせることはかなり少なくなると思います。
アイロンをあてる前に薬剤を付けてシャンプーで流された後、髪の毛をドライヤーで乾かす行程に入ると思います。
その際に乾きが甘いとアロインを当てた際に、髪の毛の水分が蒸気になって、それが「熱い!」となる原因です。
高温のアイロンが頭皮に当たって暑いということもあるでしょうか、髪の毛の半乾きの状態でアイロンを入れられることによってやけどする場合がほとんどです。
特に根元は乾きが甘くなってしまうことが少なくないし、半乾きでアイロンをあてた時に頭皮に近く、一番ダメージが大きいので、しっかりと乾かす必要があります。
ドライヤーで髪の毛を乾かす際には温風だけだけだと髪毛の表面が熱くなり乾いたと錯覚してしまいます。
なので、ドライヤーの温風と冷風を交互に切り替えて乾かすようにしましょう。
冷たい風だと半乾きの状態がより手でわかりやすく、本当に乾いているかどうかしっかりと見極めることができます。
根元のアイロンはやりすぎず素早く
髪の毛の根元をしっかり乾かすことが一番重要なポイントであることは前述のとおりです。
「熱っ!」となるのは高温の蒸気が発生した時と高温のアイロンが皮膚に接触した時です。
根元までしっかりと髪の毛を伸ばしてくれようとするのは良い姿勢ですが、根元の根元まで丁寧にやり過ぎてアイロンが頭皮に触れてしまうことだけは避けて頂きたいです。
個人的には根元を攻め過ぎてやけどしてしまうくらいなら、多少根元の根元は置いといて熱くならないようにしてほしいです。
アイロンでカチッ、カチッ、カチッと3回ほど挟んでスッと引き上げる人よりは、1回でしっかり挟んでさっと引き上げる人の方が上手い人が多いような気がします。
耳元は特に注意
アイロンのやけどで一番怖いのは耳元ではないでしょうか。
頭皮であればまだ「熱ッ!」となった時の痛みが少ないですが、耳はアイロンがあたるとより痛みを感じます。
耳の上らへんの髪の毛を伸ばす際はアイロンの下の部分が耳と触れるか触れないかぎりぎりのところを挟まれるため、いつも冷や汗をかきながらやけどしないように祈っています。
伸ばすことに集中してちょんと耳にアイロンが触れただけでもテンションが下がります。
そこでさらに冷や汗をかいて頭皮が濡れて根元が濡れてしまうと、「熱っ」となりまた冷や汗が出るという無限ループにはまってしまう可能性があります。
耳元の髪の毛にアイロンをかけるときはいくら注意しすぎてもし過ぎでないほどで、最新の注意を払ってアイロンを使用するようにしましょう。
指名して交代はしないでほしい
アイロンで失敗が多いのはいかんせん経験の少ない新人さんの場合が多く、なるべく熱い思いをしたくない私は指名料金を支払ってベテランの方に担当するようにしてもらっています。
ただ、お店によってはベテランの方が担当するのはカットだけで、アイロンは若手に任せるという店があります。
無料指名であればそれでも仕方ないですが、有料指名の場合は指名した人に最後まで担当して頂きたいなと思っています。
新人さんが経験を積む必要があるのは分かりますが、やけどをするのは怖いです…
「熱っ」とさせないようなレベルになるまで、技術をしっかり磨いてから担当してほしいですね!
ちなみに2回であれば「熱い」はぎりぎり許せますが、それ以上はお店を替えるようにしています。
一番多い時で7,8回ほど「熱っ」を経験したことがありますが、担当者にと主張しても「ごめんなさい!」と言われてまた繰り返す始末で、ただただ我慢するだけでした。
最近は上記の4つに注意してもらい、特に初めに言及した「ドライヤーで髪の毛をしっかり乾かす」ということをお伝えしているので、やけどすることはほとんどなくなりました。
単に腕のいい美容師さんに担当して頂いているのもありますが…
ただ、熱いを連発する担当者であれば、たぶん髪の毛が乾いていないことによるやけどでしょうから、もう一度乾かしてもらうようにお願いするのも一つの手立てかもしれません。
縮毛矯正の際には嫌な思いをせずに、おしゃれなヘアスタイルにしてもらいたいですね。
以上、縮毛矯正のアイロンの際に注意してほしい4つのことでした!