ちょっくら六本木に行った際に、帰りに一軒のバルで食事をすることにしました。
場所は六本木駅から徒歩5分の場所にありますが、路地裏の分かりにくいお店で、同僚に連れて行かなければたぶん入ることがなかっただろうと思います。
近くに国立新美術館があるので、芸術に親しんだ後に訪問するお客さんも多そうです。
到着すると、内装もスタイリッシュで雰囲気も良く、カウンターで気が置けない同僚とゆったり飲むには良い店だなと思いました。
カップルも居てデートするにも雰囲気が出そうなお店でしょうか。
まだ、2015年の12月にできたばかりのお店とのことで、レポートしたいと思います。
店内の雰囲気は?
店内は入り口から入ると丸見えの厨房がお出迎えしてくれます。
当日はカウンターに座ったのですが、こちらに座るとシェフが料理をしているのが丸見えで、その動きを見ているだけでも楽しいです。
カウンターで一人で飲んでいる仕事できそうな綺麗な女性もカウンターでシェフとお話ししながら飲んでいました。
ちなみに店員さんはシェフもソムリエも若い男性がほとんどでした。
皆さんお店と同様スタイリッシュな感じで、年齢が同じくらいだからか和気あいあいと仕事をされていました。
実際に食べた料理
ワインはソーヴィニヨン・ブラン飲み比べ3種というのがあり、価格も3種で1,500円とお得だったので、こちらを注文しました。
印象的だったのはレ・ヴァン・コンテ・ル・ピュイが青リンゴに爽やかな柑橘系の香りを合わせたようなフルーティーな香りで飲みやすく美味しかったです。
インヴィーヴォ マールポロ ソーヴィニヨン ブランもかなりトロピカルなフルーツの香りがして結構好きな味でした。
フルーティーが好きな女性は、この2種は外さないと思います。
ハネス・サバティ ソーヴィニヨン・ブランはチーズのような香りのする白ワインでこちらはあまり好きではなかったです。
6種は全部飲みやすい白ワインが多かった印象です。
こちらが前菜です。450円
パンと野菜は可もなく不可もなく。
キハタのカルパッチョ 900円
キハタはあまり食べたことがない魚でしたが、弾力がありぷりっとして淡泊な味でした。
カルパッチョにするとちょうどよい味です。
本日の畑 農園からの贈り物 1,600円
コルクルム人気No.1でぜひ食べた下さいと言われた野菜です。お値段はお高め。
野菜の種類も多く、様々な調理をされている野菜が混ざり合っているので、確かに味は美味しかったです。
個人的には紫芋のソースが結構好きで、それを野菜と合わせて食べるとベストマッチでした。
あぶり水たこと野菜のテリーヌ 緑のソース 850円
野菜がたっぷり詰まったテリーヌです。こちらはけっこうボリューミーでした。
しゃきしゃきした野菜にゆず胡椒の味がアクセントとなりこちらも美味しかったです。
たこが好きなのでこのたこと野菜のテリーヌの組み合わせはグッドですね。たこもゆず胡椒が合います。
漢方和牛の炭火焼き 刻みワサビのソース 3800円
脂の融点が23.9℃と普通の牛に比べて10℃も低い、肉だそうです。贅沢にも漢方を食べて育った牛で、口の中ではとろけるような味わいでした。
刻みワサビのソースが美味しいです。
やはり美味しい肉はわさびで食べるのがいいですね。
値段が高いということもあり、かなり期待をしていたのですが、期待通りの味でした。
桃とフランボワーズのテリーヌ 900円
またテリーヌを食べました。
こちらはフランボワーズの酸味と桃の甘さの相性がかなりよく、大ヒットのデザートでした。
ソースの甘酸っぱさがテリーヌとマッチし、そこにアイスを投入して、温度と甘さを調節でき、食感はクラクランで調整できる素晴らしいデザートです。
こちらは大満足でした。
コーヒー 600円
イタリアのシチリア島北部にあるメッシーナの会社のコーヒーとのことです。
茶色っぽいですが、色はかなり濃く、味もしっかり苦いです。香りもかなり強い。
酸味がないコーヒーが好きなので美味しかったです。デザートで口の中が甘くなったのもコーヒーですっきりしました。
お会計は…
テーブルチャージが一人600円かかります。
ということで上記食べてかかった費用は消費税を合わせて約13,500円でした。人数は2人です。
ビストロにしては少しお高いイメージですかね。
ただ、立地も考えて六本木のお店だとこのくらいでしょうか。漢方和牛が結構高かったので、それをチョイスしなければもう少しリーズナブルに食事できると思います。
でも漢方和牛と聞くと一度は食べてみたくなりますよね。
シェフはこちらの要望をいろいろ聞いてくれ、料理も嗜好に合うようなものを提供して頂き、サービスの質は高かったです。
料理も値段相応の美味しさだったので、美術館に行った際は帰りにふらっと寄ってみるのもいいかもしれません。
corculum(コルクルム)