普段金曜日は上司に飲みに誘われると面倒くさいなと思いつつ、何も予定がない金曜日も寂しく思う中、そんな寂しい金曜日が訪れてきました。
顧客に訪問して直帰する際に、何かお酒を買って帰りたくなりました。
金曜日だったので、ワインを1本開けても土日があれば空くだろうということで、たまには会社の帰り道の成城石井にふらっと寄ることにしました。
成城石井でワイン選び
成城石井は普段あまり馴染みのない美味しそうな食品がたくさんありますね。
まずは、美味しそうなかぼちゃプリンを発見したので購入し、他に何を買おうかうろうろしていると、早速ワインがずらっと並んでいるのが目に付きました。
産地ごとに分けられているワインセラーを見て、特に詳しい分けでもなく、立ち尽くします。
とりあえず、フランスの有名な産地であるボルドー、ブルゴーニュ、アルザスにカテゴライズされているワインの中で、何か知ってるワインがないか探していると、アルザスの中にゲベルツトラミネールがありました。
昔先輩にローズのような香りがするというので注文してもらい、一口飲むとフルーティーローズの香りが口の中で咲いたというように印象が強く記憶に残っている白ワインです。
久しぶりにどんなローズの味だったか試してみたくなり、この白ワインを購入しました。
価格は4,390円と結構お高めの白ワインでしたが、普段それほどお酒にお金をかけないので、たまにはいいかなと思い、かごに入れました。
成城石井で買い物しているとセレブの仲間入りしたような気分にひたってしまいます。
家に帰って早速常温で飲んでみることにしました。
成城石井のゲベルツトラミネールの感想
グラスに注ぐとまず、黄色が濃いのが特徴的ですね。
最初の一嗅ぎはマスカットとライチを合わせたようなジューシーな香りです。
ローズはそこまで感じないでしょうか。もう少し乾いた感じがあればローズに感じたのでしょうが、みずみずしくてジューシーなのでよりライのフルーティーさを強く感じました。
一口飲んでみるとジューシーな香りイメージそのままの芳醇な甘さが口いっぱいに広がっていきます。
最後には少しピリッとした辛さを感じますが、スパイシーな所があるのか、ただの辛口仕立てなのでしょうか。
ゲベルツトラミネールは甘さがかなり強くジュースに強いお酒を足したような甘さです。
デザートワインと言われるのには納得できます。
ただ、常温で飲むと甘さが強すぎて、少しくどくて苦手という人もいるでしょう。
好き嫌いが分かれそうなワインでもあります。
翌日冷やして飲むと甘さが緩和されて、より飲みやすいワインになっていました。
ごくごく飲めちゃうのでそこは要注意です。
香りと甘さが強いので、いつもの白ワインに合わせる白身魚ではなく、濃いめの味付け料理にも合いそうなワインです。
刺身だとゲベルツトラミネールの香りが強すぎて、合わなさそうですね。
甘さがしっかりしているので、ワインを飲んだ後も口の中に甘さが残っています。
余韻を楽しんでいるとふっと芋っぽいローズのような後味が出てきました。
実際に飲んでいるときよりもローズらしさを感じました。
しばらくほんのりとしたライチローズを感じられる余韻が幸せなワインでした。
ちなみに裏面はこのような感じです。
GEWURZTRAMINERでゲベルツトラミネールって難しいですね。
凜にも味見してもらいましたが、甘すぎるという評価でした。
確かに飲みつづけていると飽きてしまう所もあるかもしれません。
個人的には総じて好きな方でした。
価格が高く、頻繁には飲めないので残りはじっくり味わって飲みたいと思います。
薔薇の香りがするワインを探されている方は是非一度飲んでみてください。
その他情報
ワインを開ける際はアマゾンで購入したこちらのVACUVIN コルクスクリュー ツイスターがものすごく便利です。
ぐるぐると回すだけで簡単に開けることができ、私は今まで一回も失敗したことがありません。
また、ワインの保存にはVACUVIN バキュバン ストッパーがかなり便利です。
簡単に空気を抜くことができ、抜けた際もカチカチと音がするので、空気抜きが足りなかったり、抜きすぎるという心配がありません。
開栓もストッパのトップをつまんでやればすぐにできます。
ワインを飲んでよい休日を過ごしたいと思います。