皆さん好きなビールはありますでしょうか。
私は特にこれといった銘柄は決めておらず、家計を守る凜に適当に買ってきてもらっています。ビールだったり、発泡酒だったりします。
だいたいお酒を飲むときは、ビールか日本酒、ワイン、焼酎といったお酒の種類の区別はもちろんあるのですが、居酒屋なんかでも銘柄は意識せず、生中とか芋焼酎とかしか言わないです。
さらに酔っ払って来たら繊細なお酒の味も料理の味もだんだんわからなくなってきます。
ただ、実際真剣に比較したことがない私は、ふっとビールは銘柄ごとに味の違いが分かるのだろうか、はたまた、味に違いなどあるのだろうかと思いました。
そこで、以下の日本の4大メーカーの5大ブランドビールを飲み比べてみました。
アサヒビール アサヒスーパードライ
キリンビール キリンラガービール
サントリー ザ・プレミアム・モルツ
サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル
サッポロビール エビスビール
飲み比べをする際のルール
50mlのグラスにビールを注ぎ、それぞれ飲み比べ、この銘柄だと思う缶ビールの前に置く。
1回目は銘柄の味を覚えるために、各銘柄をグラスに注ぎ50mlを飲む。
2回目には実際に銘柄を言い当てるために、1回目で覚えた味をもとに、飲み比べ。
3回目はよりリアルな評価をするために、味薄めの料理を食べながら評価。
4回目は酔っ払ってきてもなお評価できるか確かめるために、再度お酒だけで評価。
5回目は味が濃い目の料理と一緒に再度評価。
だんだん難易度を上げていきたいと思います。
1回目:5大ビールの味を覚える
1回目はビールの味を覚えていくために飲みます。
全銘柄飲んだことがあり、なんとなく感覚的に味の違いは覚えていたのですが、比べてみるとやはり、それぞれに味の違いがありました。
アサヒビール アサヒスーパードライ
後味の苦みがすっきりしている。キレがあるが、香りが強くないので、あっさり感じるのかもしれない。いつものビールという感じが一番強い。
キリンビール キリンラガービール
苦みの後ほっぺが刺激されるまろやかな感じがある。後味に少しツンとする部分があり、そこの違いが分かりやすい。
サントリー ザ・プレミアム・モルツ
お花のような、紅茶のようなイメージの香りがかなり強い。差別化という意味では一番違いが分かりやすいビール。女性にも受けそう。
サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル
一瞬まろやかかなと思ったが、後味は一番すっきりとしていて、ごくごくと飲みやすい。どの料理にも合いそうな飲みごたえ。
サッポロビール エビスビール
コクが強く、栗のようなほんのり香ばしい甘さが強い。甘さゆえのまろやかさがあり、口の中に含むと、滑らかに広がっていく感じがする。
やはり各社比較して味わって飲むと違いがあるのだなと思いました。いつも料理と一緒に流し込んでいたのを反省し、もう少し味わおうと思いました。
覚えていくうちに、なんとなく違いが分かりそうな男になれそうな予感がしてきました。
2回目:ビールだけ飲み比べ実際に銘柄を当てる
1回目で覚えてつらつら特徴を書いていましたが、実際に当てようとすると、銘柄を見て飲んでいた時より難しく感じました。
飲んでいくと、まずは、お花の香りのプレモルが特徴的なので、こちらがすぐに省かれます。
次にコクが強い栗っぽいエビスビールもわかりやすく、すぐに省かれます。
その後、ラガーも特徴的なツンとする部分があり分かりました。
黒ラベルのコクのあるあっさりした飲みごたえと、アサヒビールのキレのあるあっさりとした飲みごたえの違いで分かりました。
グラスの裏面に張っていたシールを見て答え合わせをすると、「全問正解!」でした。
やはりビールの味には違いがるんですね。そして私は違いの分かる男!
3回目:味薄めの料理と一緒に飲み言い当てる
今回の味薄めの料理はお寿司にしてみました。
刺身には初めから日本酒派ですが、お寿司にはビール派の茂吉です。(ビールの後日本酒に行きますが…)
お寿司だと味があっさりしているので、それほどビールの味に影響ないのでは予想しました。
お寿司を食べながら、ビールを飲むと、お寿司の風味と各ビールの風味が合わさり、「ん?結構難しいぞ」
もぐもぐしながら飲むのは無理なので、食べながら、ある程度口がすっきりした後、1口ぐいっと。
これだと何となくわかります。例のごとくプレモルとエビスはすぐに分かり、その後、ラガーを見極める。
アサヒと黒ラベルのあっさりした飲みごたえに一瞬迷いましたが、こちらも正解しました。
ここでも全問正解。
1回目で約250ml、 2回目で約350ml(迷ったアサヒと黒ラベルで)消費したので、だんだん酔っ払ってきました。
4回目:酔っ払ってきたところで言い当てる
だんだん、酔っ払ってきました。
ビールを飲んで炭酸でお腹が膨れたのと、お寿司も全部食べたので、お腹がいっぱいになってきました。
4回目、ビールを口をつけると、だんだん味が分からなくなってきました。
1回目より全く風味を感じ取れない笑
とりあえず、例のごとくプレモルとエビスを当てることができました。
ラガーもぎりぎりツンとした風味を感じることができました。
ここにきてアサヒと黒ラベルを間違えてしまいました。4杯目で正解率3/5になりました。
5回目:味濃いめの料理と一緒に飲み言い当てる
最終的には居酒屋で頼みそうな濃い目の思い料理と一緒に飲んでみようと思い、ピザーラで「ピザ」を頼みました。
様々な味を楽しみたいと思い、よくばりクォーターを頼みました。
一口食べると、チーズがトロリで熱々で、「うんっ。美味しい!」
ただ、その後ビールを飲むと全く何の銘柄かわかりませんでした。そろそろ1Lは飲んでいるので、酒が回ってきているのもあり、なおさら分からない。
分からないどころが、手が当たってグラスが倒れビールをこぼして怒られる始末。
ここでは結果的に0/5となりました。
最終結果
最終的に、5種×4ラウンド=20杯飲んで、正答数12/20=正答率0.6で、違いがわかる男率60%となりました。
最初は各社の味の違い楽しむことができるが、だんだんわからなくなり、料理と合わさると、見極めるのはさらに難しいと改めて分かりました。
とりあえず、今後もビール選びは凜に託したいと思います。
面白い記事でした。
私もビールの違いを全く意識せずにこれまで飲んでいました。(元々ビールも、お酒自体あまり飲まみません)
ふと違いを感じてみたいと思い、この記事に出会って、実際に日本の5大ブランドビールを飲み比べました。
結果、およそ記事通りの評価を得ました。
全くの素人目線から評価してみたいと思います。
後味が残らずあっさり(スッキリ)しているのが、アサヒスーパードライとサッポロ黒ラベル。
後味が強い系では、苦いのがキリンラガービール、クセのある独特な香りのサントリープレミアムモルツ、なんとも言い難いのがサッポロエビスビール。
もう少し細かく表現すると、
アサヒスーパードライは辛口を売りにしているようですが、元々お酒ををあまり飲まない私にとっては、辛口という表現はよく分かりませんでした。でも、これらを比べてみると、一番味にも香りにもクセがない印象でした。
サッポロ黒ラベルも似たような印象です。私にとっては微妙な違いです。どちらも私にとっては飲みやすく、飽きづらいと思いました。
キリンラガービールは口に含んだ瞬間一気に苦味が襲ってきます。そしてその苦味が後まで続きます。
サントリープレミアムモルツは、クセのある香りで、確かに紅茶をイメージさせる甘さを感じます。そしてそれから派生する苦味が後に続きます。おそらく好き嫌いがはっきりしそうなテイストだと思います。
サッポロエビスビールはなんと表現すればいいのでしょうか、これをコクというのでしょうか、他よりも味の濃さを感じます。苦味も多少残ります。
ビールの違いについてネットで検索してところ、下記のサイトも見つけましたが、そこのレーダーチャートによる評価はよく分かりません。こちらのサイトの説明のほうが分かりやすいです。
ビール特集 【日本5大ブランドのビール】まずはしっかり押さえておきたい!
私は素人ゆえ細かい比較や表現はできませんでしたが、確かにブランドで味の違いがあることが分かりました。でもほとんどビールを飲まない私としては、後味がさっぱりしていて飲みやすいスーパードライか黒ラベルが合っているかな。おそらく今後もあまり細かい味比べはせずに飲むと思います。
とくにく今回の試飲で缶ビール350ml x 5 = 1.5Lも飲んでしまいました。腹いっぱい~!
kamiさんありがとうございます。
実際同じようにやっていただいたんですね。
コメントも詳細頂きありがとうございます。
普段何気なく飲んでいるビールですが、味も分からず飲んでいました。
この記事を書くにあたって頭の中で整理したことにより、居酒屋ではどの銘柄か意識して飲むようになりました。
それでも酔っ払ってくると何が何かわかりませんが…
普段飲まれないのに1.5Lも消費されるkamiさんはお酒が相当お強いのでしょう!
エビスビールは、サッポロが製造しているビールです。
なので、4大メーカーの主要5種になると思います。
匿名様
ご指摘頂きありがとうございます。修正いたしました。